ハニカミ王子はなんとなくわかる気もするが、どげんかせんといかんは、いかん。そう感じたのは僕だけだろうか。たしかに、そのまんま東こと東国原宮崎県知事は、地方自治に新しい風を吹かせたのは間違いない。宮崎県というブランド創りに、自らがまず宮崎ブランドとして世の中に斬りこんでいく姿勢もすばらしい。しかし、だ。
僕の独断と雰囲気と好みで選ぶと、トップ10には入ったものの今年の新語・流行語大賞にふさわしいのは「そんなの関係ねぇ!」ではないだろうか。
その爆裂した大人気は(好き嫌いはとりあえず置いといて)老若男女問わず、日本各地を席巻し、日本海を越え、太平洋を渡って、いまや世界中を駆け巡っている。
『ソンナノカンケーネ』をご存知だろうか。競馬馬の名前だ。冗談のようだか、本当に今生きて走っている馬の名前である。11月にデビュー戦があったのだが、そのときのエピソードをご紹介しよう。
本馬場入場の際、馬が紹介されると鞍上の騎手が手を上下させ、そんなの関係ねぇギャグをやったそうである。名前をつけるだけじゃなく、こういうことを本気で考えて実行しちゃう人ってすごいな。
ここでその名『ソンナノカンケーネ』に??と思ったアナタはするどい!何かが足りない。『ェ』がないのである。競走馬の命名基準としてカタカナ9文字という制限があり、音引の『―』を入れると9文字になってしまい『ェ』を省略しなければならなかったそうだ。
それにしても実況中継の面白かったこと。さすがプロのアナウンサーだけあって、名前に惑わされて笑うこともなければ、ソンナノカンケーネ、と『ェ』は絶対に発音しないぞ、という気迫に満ち溢れていました。
舞台を海外に移そう。ジャマイカはレゲエDJのPATEXXという人が、自分の曲の中で「そんなの関係ねぇ」「オッパッピー」と英語の歌詞に交えて日本語で歌っている、とか。
こちらは僕もYouTubeで見たのだが、素人風のスペイン人が、モノマネというか、宴会芸のように、ネタをやるのである。とても芸と呼べる代物ではないが、ヨーロッパはスペインでウケているのが面白い。ちなみに、「そんなの関係ねぇ」をスペイン語に訳すと「ペロノッティエネナッケッペー」というのである。
これだけの条件がそろっているのに、何故大賞を逸したのだろうか。
ギャグ自体が、彼そのもののキャラも下品だったことが原因なのだろうか。
そんなの関係ねぇけど最後に提案。
全国の馬主様、『ソンナノカンケーネ』に続いて『オッパッピー』と命名していただけないでしょうか。
『ソンナノカンケーネ』vs『オッパッピー』、実況中継、あー見てみたい。
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