子供たちを守るのとは違うけれど、個人情報の守秘義務。最近脚光を浴びている言葉ではあるけれど、果たしてどれだけの人たちが使いこなせているだろうか。
わが家は、学習塾や家庭教師のセールス電話が頻繁にかかってくるので困っていた。あるとき、パソコンを光ファイバーにすることになり、ついでにIP電話に変更した。システムの説明をしていると長くなってしまうので、省略するが、要するに電話番号をこっそり変えた。
それから、ひと月もしないのに、新しい番号にセールスの電話がかかってくるではないか。これは、明らかに誰かが漏らしたに違いない。
個人情報でも名前と性別だけならいくら。さらに年齢がわかるとプラスいくら。さらに出身大学までわかると、さらにプラスいくら。というように情報の深さによって、その価格が異なる。
最近会社の電話番号が変わったこともありなくなったのだが、やはりセールスの集中攻撃で困った経験がある。そのほとんどが、先物取引やら何らやのもうけ話である。ある時、電話の向こうの相手に「何の名簿から電話をしているのか」と尋ねたことがある。大学の名簿だと言うではないか。
なるほど。三流大学とはいえマンモス大学の名簿であれば数万人の情報が記されているワケである。うーん。ひとりいくらで取引されたのであろうか。うーん。一流大学の名簿であれば、三流大学のそれと比べて、やはりお高いのだろうか。うーん。

