2007年12月06日

握りずしが、握りたくて。その2

 おむすびは握ったことがある人も、握り寿司を握ったことがある人は少ない。お父さんはともかくも、食卓を預かる奥さんだってそうに違いない。少なくとも、得意料理が『握り寿司』という人には、かつて出会ったことがない。なぜだろう。

 これは仮説だが“握り寿司は外で職人さんに握ってもらって食べるもの” と寿司職人以外のすべての日本人が固定観念に縛られてはいる、とは言えないだろうか。

 わが家ではとうとう日本国民の固定観念を打ち破った。後押ししてくれたのは、もちろん娘の一言であったのはいうまでもない。

 ここでひとつ握り寿司の握り方を伝授する。もちろん本の受け売りであることは言うまでもない。

 まずは、握る前の準備から。
 @当たり前だが、寿司飯を作っておく。人肌位に冷めた塩梅がGoo。Aネタの下ごしらえを済ませる。すぐに握れるように切り分けてバットなどに並べておくと良い。B手酢を用意する。手酢とは薄い酢水のこと。握るときに寿司飯が手につかないようにするだが、あまりつけすぎるとベチャベチャになるので気をつけるように。

 さあ、ここからが本番、握り寿司の握り方だ(右利き用です)。@右手で寿司飯を取り、手のひらで丸める。目安として20グラム。と言ってもわからないでしょうから目安としては、少ないかな、くらいがちょうどいい。子供たちが握っているのを黙って見ていたら、シャリの量が多すぎて“握り寿司”ならぬ“おにぎり寿司”のようなものができていた。A左手の指のつけね(要は手の平と指の境くらいの場所)にネタを置き、お好みでワサビをつける。B右手にある丸めた寿司飯を左手上のネタにのせる。さらに握っている間に固くならないよう、左手の親指で寿司飯を軽く割る。C左手を軽く握って、右手の親指と人さし指で寿司飯を上下にはさむ。Dひっくり返してカタチを整える。Eもう一度軽く握る。くれぐれも固くならないように優しくにぎる。

 本当はもっともっと細かいプロセスがあるのだけれど、省略した。所詮素人が握るのだから、当然プロにはかなうワケがないのだ。

それでも、自分たちで握って、自分たちで食べるって、こんなに楽しいものかと、自分でもビックリ。ちょっと力を入れてしまうだけで、こんなに固くなっちゃうのか、とか。ネタとシャリの大きさのバランスで難しいな、とか。口の中に入って、シャリがハラハラとくずれながら、ネタとの一体感は保たれている、なんて絶妙な握りはできなかったけれど。僕が握った寿司を、女房も子供もオイシイオイシイと喜んで食べてくれたのが、とにかくうれしい

こんなにもと思っていた5合寿司飯があれよあれよ、という間に減っていく。そしてすべてが家族の胃の中に収まってしまった。

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posted by あたぐ at 11:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 3人子育て奮戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

握りずしが、握りたくて。その1

握りずしを、わが家で握る。初めての試みだ。

最近お寿司を食べていないなあ、と思いながら子供たちに意見を聞く。
「こんどの週末、手巻き寿司にしようか、どうする?」
「ほんとに!!!!ぜったいだよ」

実は、連続3週間ほど、同じことを尋ねながら、子供たちを裏切ってしまった。仕事が週末に集中してしまい、わが家の手巻き寿司パーティはお流れが続いたのである。この度もできなかったら、オオカミオヤジになってしまう。回転寿司でも行けばいいじゃないか、という声が聞こえる。

 現在のわが家は貧乏である。子供を3人育てるのは実に大変だ。

 子供3人と僕と妻の5人で回転寿司に行くとする。何も規制をしないと1万円でおつりがくるくらいが平均だ。たかが1万円、されど1万円。私立高校に通っている息子もいるわが家にとっては、その1万円が命取りになるほど、大切な1万円なのだ。

 安くしようと思えば、シャリはLサイズ注文する、とか。子供たちに最初に無理やりうどんを食べさせる、とか。マグロは、赤身限定にする、とか。父はビールを我慢する、とか。デザートのプリンは、スーパーの3連モノを買うからやめなさい、とか。無料のガリを腹一杯食べて、ゲリっちゃうとか。

 話が汚くなってきた。

 結論としては、回転寿司だって少なからず家計に響くし、これから値上げが続くと予想される昨今の日本における経済状況では、ますます足が遠のいてしまう。この切ない気持ちを共有できるオヤジ、いないかな。

 というわけで、最近は、わが家でお寿司、ということに、わが家ではなっている。

 それでも手巻きがせいぜいだった。

さすがに『にぎり』という声はかつて家族からは上がらなかった。それが突然の娘の「握りずしが食べたい」のひと言でことで、家族が一斉になびいてしまった。しまった、と思ったがもう遅い。

まずはご飯を炊いて、寿司飯作り。その間に寿司ネタの買出しだ。
高いネタは極力避けながら、子供たちが好きなネタをチョイスする。第一にマグロは欠かせない、ネギトロもだ。あっ!サーモンも特売だ。イカ・エビ買っておこう。そうそう僕の大好きなシメ鯖もこっそり。おっとカレイのエンガワがあるではないか。いっけねぇイクラも忘れずに。
以上8ネタ+納豆+シーチキン。これだであれば、文句は出まい!

さて、炊き上がった5合飯で寿司飯を作る。桶にあければ圧倒的な量にびっくり。これが、あっという間になくなってしまったのだから、コシヒカリなんてわが家には縁遠いブランドだ。
10キロのお米を買ったって、1ヶ月はおろか、2週間ちょっとで無くなってしまう。

しかし、不思議なもので、小4の娘などは僕よりも多く食べているのに、まったく太っていない。

こちらは腹が出る、この差は何だろう。

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posted by あたぐ at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 3人子育て奮戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする